ブログも何も考えずに運営しているとトラブルが発生することがあります。
初心者の場合は知らず知らずの内にやってはいけないことをしていることが多いです。
今回は未然にトラブルを防ぐための基礎知識とトラブルが発生したときの対処法など危機管理について解説していきます。
ブログ危機管理ガイド動画講義
ブログを運営する上での危機管理
ブログを運営するということは”情報を発信するということ”です。
それはつまり世の中と自分との接点を増やすことであり、どこでどうやって自分が発信する情報が影響を与えているかわかりません。
こちらでは収益の窓口であるGoogleのペナルティ対策と運営時の危機管理について紹介していていきます。
Googleのペナルティ対策
2016年くらいからペナルティを受けたという人は実のところかなり少ないです。
しかし、悪質なことをやっていたり、Googleから見て価値のないコンテンツを量産している場合は現在でもペナルティを受けることがあるようです。
アドセンスの規約は抽象的に作られているので明確なNG行為についてははっきりとはわかっていません。
ただ、確実にペナルティの可能性を高めてしまうものもあるのでこちらの記事でしっかりと把握しておきましょう。
【ペナルティの可能性を高める行為】 ・テレビのキャプチャ画像を使用する ⇒テレビ関連のものはかなり著作権に厳しいので絶対に使わない ・一般人の個人情報などを晒す ⇒今の時代ツイッターなどの炎上で個人を晒す事案がありますが、規約に違反するのでペナルティはおろかアカウントを停止される可能性もあります。 ・オリジナル性のないコンテンツを作る ⇒人のブログの文章をコピペ・リライトをするなどオリジナルでないコンテンツは評価されません。 また、自分の意見などもない長い文章も読まれないので注意が必要です。
著作権について
ブログを作っていく上で必ず知っておいて欲しいのが”著作権”についてです。
ネット上に存在するブログには平然と著作権を侵害しているものがたくさんあります。
ブログでやってしまいがちなのは“画像の無断使用”ですが、どんな画像や素材も基本的には撮影者・作成者が著作権を保有しています。
そのため、無断で使用した場合に著作権の保有者から親告されればそれは罪になります。
僕はブログを運営する際には、基本的に商用フリーの画像や自分で撮影したものを使用することをおすすめしています。
時にはネット上の画像をしないと意図が伝わらないものもあるので、引用という形でネット上の画像を利用することも可能です。
画像の引用方法についてはこちら
⇒ブログで使用する画像の正しい使い方と注意点
また、画像以外にも使用する上で注意すべきものが動画です。
YouTubeに投稿されているテレビ動画などをブログに埋め込むのは、違法行為に手を貸している・助長していることに繋がるのでやってはいけません。
もしも、動画の埋め込みをする場合は公式のチャンネルで投稿される動画を使いましょう。
芸能関係に関する問題
芸能人の画像を使用しているブログは非常に多いですが、芸能人の画像を勝手に使用するのは高いリスクを伴います。
使用している時点で肖像権の侵害にはなるのですが、黙認されているのは情報が拡散されて芸能事務所側もメリットがあるからです。
しかし、芸能事務所からすれば所属する俳優・女優が批判されたり、事実無根の情報が拡散されてしまうのは自社の商品価値を下げることに繋がります。
週刊誌や情報メディアも時々過激な内容を掲載しますが、それが事実である確証はありません。
メディアに掲載された内容を鵜呑みにして記事を書いたことで芸能事務所専属の弁護士の方から以下のようなメールを貰った事例があります。
このようなメールが届くものの芸能事務所も法的措置をとること自体は億劫なので、記事を削除すればことなきを得られるというケースがほとんどです。
ただ、このようなメールが届いているときに気づかなかった場合大問題に発展する可能性があります。
なので万が一に備えてブログには問い合わせフォームを必ず設置するようにしましょう。
思いがけない被害を出す事例
アクセスが集まってくるようなブログになるとやはり影響力を持つことになります。
そうすると意図しないトラブルが起きることも少なくありません。
ロケ地についてまとめたブログが原因で立ち入り禁止の場所に人が集まってしまったり、予期せぬところで迷惑を掛けてしまうなどがそうですね。
こちらについても対応策はちゃんと問い合わせフォームを設置して、読者の人とコンタクトを取れるようにしておくことです。
コメント欄だけでブログ運営をしている人もいますが、問い合わせフォームの場合はメールで連絡が来るので設置していない場合は必ず設定しておきましょう!
まとめ
こちらの内容を見るとブログに書く記事の内容について不安になるかと思いますが、基本的な考えとして人を批判したり、悪意のあることをしなければ問題は起きません。
ここでお伝えしたいのは意図しないトラブルが起きたとしても、対応ができる環境を作るということです。
また、仮にトラブルに発展しそうでも冷静に対処できるように”こういうこともあるんだ”と念頭にだけ入れておいて下さい!
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